ひとりごと 12[H24.8.28 更新]
奈良燈火会—カゴメ那須工場見学会
8月になりました。今回は、ストーリーなく、記録として書きます。
8月上旬に奈良燈火会が開催されました。いつものように自転車で帰宅する際、寄り道して、見に行きました。大学からすぐですが、奈良は観光地であることを実感しました。ちょうど、ロンドンオリンピックと重なっていたためか、五輪を見つけました。また、昨年の地震の影響か、絆・希望 という文字を見つけました。そういえば、今年の紅白では、「ひとつ」という歌に感動しました(紅白版)。
名古屋大学の内田浩二先生が委員長をされている第4回レドックス・ライフイノベーション第170委員会に、参加させていただきました。今回は那須塩原での開催ですが、最初にカゴメの工場見学が組み込まれていました。カゴメの創業者の蟹江一太郎氏が、私の出身地、東海市であることにうれしくなりました。ブランドステートメント「自然を 自然の恵みがもつ抗酸化力や免疫力を活用して、食と健康を深く追求すること。おいしく 自然に反する添加物や技術にたよらず、体にやさしいおいしさを実現すること。楽しく 地球環境と体内環境に十分に配慮して、食の楽しさの新しい需要を創造すること。」は素直に納得できましたし、なんとなく、東海市の農家の方の匂いを感じました。やはり、長く続いている企業は、優れた企業理念を持っていることに、当たり前のことですが、納得しました。そういえば、研究費で大変お世話になっています山崎パンの飯島延治社長が、ドラッガーの弟子であることをテレビで知りました。
What is our business? (私たちの事業は何か?)
Who is our customer? (私たちの顧客は誰か?)
What does the customer consider value? (顧客は何を価値あるものと考えているか?)
大学で働くものとしても、常に上記を考えて行きたいと思います。その際、研究も教育もなかなか思うように進まずにいますが、徳川家康の遺訓を支えにしたいです(なかなか難しい)。
人の一生は重きを負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。不自由を常と思えば、不足なく心に望み、おこらば困窮したる時を思い出すべし。堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。勝つ事ばかりを知って、負くる事を知らざれば、害その身に至る。己を責めて、人を責むるな。及ばざるは、過ぎたるより優れり。